飛び交う怒号、市労連抵抗 大阪市職員厚遇

 福利厚生や諸手当に対する削減案をめぐって4日、大阪市役所で行われた市当局と市労働組合連合会(市労連)との団体交渉。終始険悪なムードが漂い、怒号が飛び交う激しい議論が交わされた。

 市労連サイドによると、この日の団体交渉については、市労連側から事前に「公開が妥当」などと申し入れたが、市側は「当事者間でルールを決める協議が必要」として保留。後日、議事要旨を市のホームページ上で公開することで合意し、公開には至らなかった。

 結局は“密室状態”で午後4時半から、市側は山田昇総務局長をはじめとする幹部約20人、市労連側は嶋田道雄委員長をはじめとする幹部約20人が机をはさんで向かい合う形で開始。まず、山田総務局長が削減案の具体的な内容について説明した。

 だが、削減案は下交渉なしで、先月27日に議会で公表されており、市労連側は厳しく応戦。「これまでの労使交渉のやり方と違うじゃないか」「事前協議なしでやってられるか」などと市側に迫った。

 議論はかみあわず、約2時間で中断。午後11時半から再開されたが、市側が再度、削減案を打ち出すに至った社会情勢を説明すると、市労連側から「社会情勢だけ勘案するな。仕事の実態かてみてみい」「何がゼロや。何が即廃止や」などと怒号が飛んだ。交渉は5日未明まで断続的に続き、今後の交渉方法などが話し合われたものの、結論は出なかった。



市労連様、空気読めよ!!何で私たちが怒ってるかわからないんでしょうか?

コメント